軸を作る

いやはや寒いですね!北陸では大雪が続いている様で、

少しでも被害が少ない事を祈るばかりです。

自然というのは優しい反面、厳しいですね。

生きていくというのも、また然りなのかも。

私も出来ればもう少しローギアのまま行きたかったのですが、

介護も仕事も待ったなしで、今週はいきなりトップスピードでした。

持っていかれないようにしませんと。

こういう時こそ軸が大切なのだろうと思います。

残念ながら心の軸の方は、まだまだですが、

お陰様で体の軸の方は、地道に武道を続けて来て、

ようやく最近、何となくですが、馴染んで来たと言うか、

軸らしきものを自分で感じられる様にもなって来ました。

あくまでそれは武道的な身体の使い方なのですけれど、

根本的な大切な事は、きっと同じなのだろうと思っています。

軸があるから、不動で居られるのでしょうし、

軸があるから、動く時にも力を伝えられる。

久しぶりに、BTCベーシックトレーニングの時に頂いた

YOGAのテキストを引っ張り出して見てみました。

どんな風に教わったっけかなぁ?と思いながら。

基本のキであるターダアーサナ、山のポーズですね。

基盤が大事!足裏の4点支持。土踏まずは引き上げよ!

脚の外旋内旋。尾骨を滑り込ませよ!

下腹部を引き入れ、胸を広げ、頭頂を引き上げ、喉はゆるやかに。

そんな言葉が並んでいました。

やっぱり共通でしたね!大事なところは。

ただ表現方法が違うだけ。

太極拳で言うなら虚領提勁とか尾閭中正

含胸抜背沈肩墜肘などの言葉になるのでしょうね。

日本の武道的には、下肚を強くとか、

胸を抜けなどの表現になるのかなぁ。

いずれにしても、如何に上虚下実の姿勢を作るか。

如何に安定した軸を作るかと言う話になるかと思います。

私達は戦後に西洋から叩き込まれたきをつけのポーズが、

正しい姿勢だと、子供の頃から摺り込まれていますから、

良い姿勢と言われると、ほとんど反射的に、

胸を張って尻を出し、反り腰になってしまうのですよね。

確かにその方がヒップアップして見えますし、

カッコいいにはカッコ良いのですけれど。

モデルウォーキングが実践の歩くには向かない様に、

武道的に言ったら、その立ち方は死に体です。

試しに、出っ尻にして腹圧を入れようとしてみて下さい。

力が入らないか、とてもやりにくいと思います。

腰は上半身と下半身を繋ぐ重要な要かなめなのに、

そこで上半身と下半身がバラバラに分断されてしまう。

しかしながら、突然尾骨を滑り込ませよと言われても、

普段しない動きのため、意外と難しいのですよね。

何か変!だと、違和感の方を先に感じてしまいます。

そう言う意味では、実は立ち方さえ私達は知らない。

解剖学的には骨盤の前傾後傾で説明されるのだろうと思います。

出っ尻の姿勢からすると、少し後傾気味になる訳ですが、

そう言うと、ただのだらしない姿勢を採ってしまいます。

前傾後傾と言うより、骨盤を立てろと言う意味ですけれど、

どこが骨盤が立っている状態なのか分からないのですよね。

それはもう、自分の感覚でつかむ以外はありません。

頭で理解したところで、やらなければ出来ません。

武道的な言い方では仙骨を締めろです。

感覚的に言うとうんこ我慢の姿勢ですね。

おなら我慢でも良いのですけど。

YOGAなどでは骨盤底筋を引き上げろと言われるのかなぁ?

でも、わざわざ難しくしている様な気もします。

まぁ。何でも良いのですが、それでようやく腹圧も入ります。

腹圧と言うのは、丹田を充実させると言うのと同じです。

でもここで、ひとつ困った事が起こります。

今度は上半身が猫背気味になってしまう事です。

自然とそうなります。

ですから本当はお腹だけ何とかしようとしても駄目なのですよね。

そのために、背中や胸、肩などの注意が同時にある。

言うまでもなく、全身は繋がっているのです。

逆に言うと、手は手、足は足とバラバラに使うのではなく、

全身を繋げて使うのが東洋的な身体の使い方でしょうか。

最近のトレーニング系の流行と言えば何なのでしょう?

一時骨盤調整が流行り、その後インナーマッスル体幹

今はベタッーっと開脚の様なストレッチ系が流行りなのかな?

いずれにしても、次と現れては消えるダイエット法と変わらず、

全体的な事を言っているものって少ない気がします。

ターダアーサナだけでも、充分に瞑想になると思います。

じっくり自分の身体と向き合った方がいい。

自分の体って、知っているようで知らないのですよね。

そして体がそうであるなら、心はもっとそうですよね。

心に軸を持つって、とても大変なのだろうと思います。

私達はすぐに周りに流されてブレてしまうか、

或いは、自分の思い込みに固執してしまいます。

水のように変化に富み、全てを溶かし込んでいる様で、

何者にも染まらない、そんな柔らかさと強さを持ちたいものです。

それも、やろうとしないと出来ないのですよね。

そして大切なものを見失う。

本日もお読みいただき、感謝です。

写真は立禅です。

広告を非表示にする