2017/07/02(日)東京ドーム

7/2

B9-1G

勝今永

負山口俊

東京ドームに轟き渡る大ブーイング。

レフトスタンドを青く埋め尽くしたベイスターズファンは知り抜いていた。

山口俊の心の優しさを。

そして、その両刃の剣ともいえる気の弱さを。

ジャイアンツファンは知るべくもない。

獲得に当たった調査不足のフロントは尚更。

本人ですら、自分の姿が見えていなかった。

かつてのチームメイトが、その心の隙に襲いかかる。

先発全員安打。

19安打9得点。

今季初のカード3連勝。

ビジターでのジャイアンツ戦3連勝は2005年5月以来、12年ぶり。

快勝の後、ヒーローインタビューに呼ばれたのは、この男だった。

横浜高校では、甲子園球場で輝いた。

創価大学では、神宮球場を駆け抜けた。

日本新薬では、東京ドームでプロへの切符をつかんだ。

まもなく始まる都市対抗野球

今年も京都から、日本新薬の選手達が黒獅子旗を目指してやってくる。

そして、オフの日には、背番号5のユニフォームを皆で着て、ハマスタに応援に来てくれるはずだ。

かつての同僚に熱い声援を送るために。

自分の調子は普通です。でも、打線は好調です

にこやかに、さわやかに、凛しく語った彼は、未だ野球人生で達成していない日本一を勝ち取りに行く。

横浜スタジアムに、チャッピオンフラッグを翻らせる日を目指して。

かっとばせ

見せろ男意気

さあ打つぞ

勝利へ導け

横浜Deベイスターズ

背番号5。

倉本寿彦。

栄冠目指し、夏を駆け抜けよう。

まさかは実現する。

THISISMYERA